葦毛湿原(いもうしつげん)
豊橋鉄道市電、赤岩口駅から歩いて1時間ほどの所にある葦毛湿原。
この湿原は愛知県と静岡県の県境にそびえる弓張山地に囲まれた標高70m程の緩やかな傾斜地にある湿原です。その中には、絶滅危惧種にも指定されている貴重な植物なども生育したりする場所であったりもします。
住宅地の中にある、葦毛湿原入り口。
この入り口の前にはバス停があり、バスで来る場合はここから湿原へ向かうことになる。そして看板が示すとおり、ここはまだ湿原ではなく入り口。湿原はここから更に1キロほど進んだ先にある。
車なら湿原の前に駐車場が備わっているので、ここを訪れるには一番便利だと思う。
そんな湿原に至る途中の道には多くの春の花が咲いていた。
画像はヘビイチゴの花。
6月頃にヘビが出そうな所に赤い実をつけることから、この名が付いたらしい。実に毒はないが、食べてもおいしくない野苺とのこと。
ヤエヤマブキの花。ヤマブキという花が山吹色の語源だが、この花も、本当に山吹色だ。八重咲きで派手さがにじみ出ている花だ。
そして入り口から歩くこと約15分、ようやく葦毛湿原に到着。
メルヘンチックにもとれる木の看板が
これから迷いの森にでも誘うかのようにひっそりとたっている。
湿原の敷地内には、このように木の遊歩道が整備されていて、
ここから、ここで息吹いている動植物を観察することが出来る。
フモトスミレ。
タチツボスミレより少し小さい。このほかにも幾つかスミレが咲いていたが、スミレの区別はよくわからん。
スミレはスミレで良いんじゃないかと思ってしまう。
ショウジョバカマ。 なんか花火みたいな花だ。
・・・?・・・花火が花にたとえているのか。
こういった春先に花を咲かせ、夏までには葉のみになり、後は春まで地中で越冬する春植物をスプリング・エフェメラルと言う。
ハルリンドウ。
実際はもっと紫っぽい色なのだが、画像は何故か青っぽい(笑)。
ここに訪れた時はこの花が湿原に多く咲いて、よく目立っていた。
水溜りには手では掬いきれない程のオタマジャクシがウヨウヨとうごめいていた。
これも春らしいと言えばそうなのだが・・・・すこしグロい。
この他にもトカゲやヘビなども見かけ、これらも冬眠から目覚め、活動しだしている春の長閑さを感じることができた。その反面、ヘビにはかなりの恐怖も感じさせられた。
そんな自然豊かな葦毛湿原。
また機会があれば訪れて見たいと思いながら、湿原を後にするのでした。
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