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奥泉駅~ アプト区間

千頭~奥泉間が工事中の為、ちょっとしたカウンターパンチを食らった形になり、これは完乗と言えるのかと、バスの中で考えている最中、バスは奥泉駅前のバス停に停車。

・・・・まあ、完乗かどうかは後で考えよう。

で、そのままバスを降り、そこでいきなり目に飛び込んできたのがこの銅像。(また、銅像だ。この旅は銅像めぐりの旅なのか?)
奥泉駅前

この銅像は、下開土遺跡(したのかいといせき)にちなんだ銅像らしい。

正直、これを見た瞬間、笑ってしまった。
縄文時代の何気ない家族の風景をあらわしているのだが、その何気なさの中に・・・


この親父だ・・・・

な、なんてことをしているんだ、親父!・・う・・・うさぎちゃんが・・・
哀れ、獲物として惨めなかっこで晒されています。うさぎちゃんの表情がなんともまあ、儚げでなりません。

もし、今現在、私が外連味なくこんな姿を晒そうものなら、騒ぎになる事間違いなしだろう。しかし、これが魚だとただの釣り人として扱われるのだから人の感情って不思議なものだ。


ところで、この親父らしき人はいったい誰に向かってこの獲物を誇らしげに掲げているのだろうか? 疑問だ。ひょっとして、ここに訪れた観光客にだろうか?
そのうえ、母親と子供は、こんな持たなくてもいい弓矢を持って、おまけに決めポーズまでかましている親父を前にしても、いたってドライに振舞っているところがまた、おかしな絵図らになっている。

・・・う~ん・・・・見れば見るほど銅像は奥が深い。

奥泉バス停 トイレ
そして、トイレも遺跡にちなんでか、こんな作り。中は至って普通の水洗トイレ。

で、駅はバス停から階段を下りたところにある。
奥泉駅
ここで、ようやく駅員の人以外の人が数名いた。 なんだがちょっと安心。

井川線列車
これが、これから乗る車両で、幅が普段見かける列車より狭いのが特徴。
そんな特徴的な列車がこの先にある日本唯一のアプト区間を走行する事に。


この列車のロゴが示すとおりなんですが、アプト式とは線路の中央にラックレールというものを敷いて、そのラックに歯車を噛み合わせる専用の列車を使って1000/90という勾配、列車では日本一の急勾配を通る路線だそうです。ちなみに1000/90というのは1000メートルの直線距離で90メートルの高さを上り下りする勾配を示しています。簡単に言えば、1㌔進んだら、高さが90メートル上った、下がったと言うことである。

奥泉駅の柱に縛られた犬
みんな、わかったかな。
ちょっとこれ、私に対して縛り方が適当だと思いません。

まあ、そんなこんなで、こんな写真を適当に撮っていたら大変な事が・・・・

なんと、観光客がゾロゾロとこの駅に向かって押し寄せてくるではないか。
どうやら寸又峡温泉からの観光客のようだ。そして、あっという間に車内は一杯になる。なんだか急に駅が活気が満ちてきたような気がする。

そんな満席のなか、列車は奥泉駅を出発。
アプトいちしろ
数分後、アプト区間最初の駅、アプトいちしろ駅に停車。
この駅でしばし、連結作業に入る。

アプト式機関車
これが、アプト式連結機関車。この車両を井川行きでは列車の後方に連結して、客車を後ろから押して坂を上っていく力強い車両である。千頭行きでは列車の前方へ連結して坂を下る事になる。

アプトいちしろ駅ほーム
5分程して、無事に連結作業が終了。それを見学していた観光客の人たちも各々の席へと戻っていき、列車は次の長島ダムまでの急勾配を上っていく。

アプト区間
これが、列車では日本一の急勾配、1000/90の坂。ジェットコースター程ではないにしろ、それでも背中に重力を感じることの出来る坂である。そして、線路の真ん中にラックレールと呼ばれるものが敷かれている。このレールに歯車を噛み合わせて坂を上り下りしている。

この間の時速も10キロ程度の遅いスピードで次の長島ダムへ向かい、アプト区間は終了。今度は、先ほど連結したアプト式機関車を切り離して出発する事になる。

ちなみに、このアプト区間の写真は帰りに撮影したもの。

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